こんばんは。
筑波めだかです。

9月は観測史上上位に入る雨量の多さだったようです。
そして10月は観測史上上位に入る雨量の少なさだったようです。
※関東地方

今月はなんとなくいい塩梅で雨が降っているような感じでしょうか。
しかしながら雨が降ると急に床冷えしてきますね。

野郎のくせに末端冷え性な私にとっては、これから寒さとの戦いです。。
冷え性なのに靴下が嫌いという。
今も絶賛足の爪紫色中です！

養魚場ではちゃんと靴下に長靴を履いて冬支度。
来春の作業を軽くするために、水交換と同時に簡単な選別も行います。

この時期はヒカリ体型の骨曲りチェックです。

ヒカリ体型のメダカは、普通体型のメダカに比べて背骨が曲がりやすい特徴があります。
先天性だったり後天性だったり、その理由は様々。

ただこの骨曲りの遺伝は強く、骨曲りの親から生まれる子は同じく骨曲りになる可能性が大です。
なのでヒカリ体型メダカから子供を取る場合、親は背骨が曲がっていないことが絶対条件。
それでも骨曲りになってしまうメダカは一定数いるほどです。

例えばこちら


ややピンボケしてしまいましたが、これも骨曲り。
もっとハッキリとS字にグニャっと曲がる個体もいます。

それらを掛け合わせると横から見て背骨が大きくへの字に曲がったり、逆に反り返ったり。
そうなると泳ぎそのものが不得手になるので、自然界では真っ先に淘汰されてしまいます。

自家繁殖で生まれたメダカはなんでもかわいいです。
しかし観賞という位置に置くメダカについて、選別は絶対に必要と考えています。




こういう骨が太く真っ直ぐに成長したヒカリ体型メダカは、ヒレも優雅で最高です！

ジョージアでも飲みながら「いい仕事したじゃねぇか」と言いたくなります(笑)
これから冬を越して春になれば、ヒレ全体に色の濃いグラデーションがもっと綺麗に入ってきます。
品種名は琥珀光






ミスター選別師が丁寧に選別してくれています。


この時ラジオで文化放送を聞いていましたが、トークの内容が骨粗鬆症について。
骨曲りを選別中に、実にタイムリーな話題でした(笑)



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