筑波めだかです。
今年も稲刈りのシーズンとなりましたが、ご存じのとおり今月は雨雨雨。
鬼怒川が決壊する程の雨量ゆえに、予定が押しまくっています。
雨が降ると田んぼがぬかるんでしまい、コンバインのキャタピラが埋まってしまいうのです。
例年以上に底なし沼のようにコンバインが埋まってしまった田んぼがありました。
そんな時はユンボなどの重機で引っ張って救出します。
なので雨が降ってから2日くらいは、なかなか田んぼにコンバインを入れるのは躊躇してしまいます。
特に雨が降り続いた時は…
叔父さんが操るCA300!!
この後、右に左にぬかるんで大変でした。。
そして稲は刈ってから、乾燥機という高さ4メートルほどの機械に入れます。
米は出荷する前に水分量というのが決まっています。
米に電流を流して、この米粒が保有している水分量を測る機械があるのです。
この水分量が多すぎると、普通に炊いたらベチャベチャな米に。
少ないとパサパサで、さらには全くおいしくない米になります。
農協で水分量の規格が決まっていて、その水分量になるまで乾燥させるのです。
なので雨上がりの稲を刈ると、この乾燥に2日以上かかる場合も。
それに濡れた稲はコンバインの脱穀機に絡まったりしたりと、とにかく不都合だらけなのであります。
そんなこんなと今年はイレギュラー続きの稲刈りでした。。
なのでコメの販売はまた来年に持ち越させていただきますm(__)m
コンバインのスピードを上げられないので、やや暇を持て余していた私。
水路を覗いてみました。
見にくいですが、天然メダカもたくさんいましたYO!!
余談ですが、こんなコンバインでも400万近い値段がします。
それを動かすのは年に3日ほど。
う~ん…非効率。
身近なことに言い換えれば
「俺生活を切り詰めて貯金して、ヴェルファイヤを新車で買ったぜ!年に3日しか運転しないけどね!残りの362日は車庫に眠らせておくよ!」
と聞くと、どれほど農家が儲からないかが推測いただけると思います。
だからこそ常総市の水害で水没したコメ農家は深刻な被害なのです。
米はまた来年植えれば済みますが…
トラクター、コンバイン、田植え機。
乾燥機や選別機、籾摺り機等を新たに揃えなおしたら、都内で一軒家が買えるかも。
しかも元が取れるのは20年後とかいうレベル。
そりゃ農業を継がなくなりますよ。。。
でも新米は食べたい(笑)
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